講演詳細

子どもたちと取り組む探究学習!微生物の力で食品ロスをなくす!

食品ロス×微生物発酵×アクアポニックス×餌料肥料生産×探究学習
講師 国立大学法人東京海洋大学 教授 佐々木 剛 様

 水産資源が変化減少する中、打開策として様々な魚種の養殖事業をおこなうには餌料の高騰は喫緊の課題であり、またその地産地消が必要だと考える。
 そこで本講演では、【「探究活動」を導入する学校教育向けの微生物発酵(BUIK)技術による、食品残渣由来の餌料を活用した養殖魚と野菜を生産するアクアポニックスシステム】についてお話頂き、アクアポニックスと食品残渣を活用した微生物餌料や肥料づくりとその可能性、また活動を通した探究学習などについて考えていきます。

もういちど7歳の瞳で地域を!つながりで芽吹く価値ある地方創生!

廃校再生×食の交流×価値創造×人材育成×人口定着
講師 一般社団法人熱中学園 代表理事 堀田 一芙 様

 少子高齢化が進む地方の一方で、首都圏では人口と経済の一極集中が取り上げられている。これらを解決するには地方と都市の交流を増やし、人口定着のきっかけ作らなければならないと考える。
 そこで、本講演では廃校などの不要施設を学び舎として再生し、社会的課題の解決に取り組む団体等と連携することで、豊かで楽しく暮らせるまちづくりを行う「熱中小学校プロジェクト」についてお話を頂き、人材育成や価値創造、プロジェクトを活用した食を中心とした交流の可能性などについて考えていきます。

人と地球をHAPPYに!未来思考のエネルギー循環型農業!

資源循環×環境負荷軽減×スマート農業×農福連携×複合ビジネス
講師 株式会社アクポニ 代表取締役 濱田 健吾 様

 地球温暖化などにより、近年は線状降水帯や強力な台風による洪水が発災する一方、深刻な雨不足による干ばつも見受けられ、大規模な気候変動が発生している。このような中、注目されているのが水耕栽培と水産養殖を掛け合わせることで、水資源をはじめとする環境負荷を減らしエネルギー効率を上げ、魚と野菜を同時に育てるのがアクアポニックスです。
 そこで本講演では農福連携や資源循環、さらには観光までアクアポニックスが持つ、様々な可能性について考えていきます。

パネルディスカッション 掘り起こす廃校の可能性!次世代に必要とされる場所へ!

ゲスト エスプラスカンパニー株式会社 代表取締役社長 堀内 繁喜 様

 講師3名とゲストを交えたパネルディスカッション。ゲストの紹介を交えつつ、それぞれの講演内容を踏まえ廃校で、探究学習、価値創造、エネルギー循環型農業などを活用するためにはどのようなところと協力し、形作っていけばよいのか。
 また廃校が活用され地域活性化の中心となり、次代を担う子どもたちが育っていくために必要なことはなにかを考えていきます。

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